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接客AIをWebサイトに埋め込む方法:3ステップで完了する設置ガイド

接客AIをWebサイトに埋め込む方法:3ステップで完了する設置ガイド

接客AIを導入したいが、Webサイトへの埋め込み方法がわからない。技術的な知識がなくても、簡単に設置できる方法を知りたい。JSスニペットやiframeなど、複数の方法があってどれを選べば良いか迷っている。

実際、接客AIをWebサイトに埋め込む方法は、いくつかのパターンがあります。それぞれの特徴を理解し、自社のWebサイト構成に適した方法を選ぶことで、スムーズに導入できます。

この記事では、接客AIをWebサイトに埋め込む3つの主要な方法と、それぞれの実装手順、カスタマイズ方法、トラブルシューティングまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 3つの主要な埋め込み方法: JSスニペット、iframe、リンク遷移の特徴と使い分け
  • 実装手順: 各方法の具体的なコード例と設置手順
  • カスタマイズ方法: ボタンのデザインや位置、動作のカスタマイズ
  • トラブルシューティング: よくある問題と解決方法
  • ミーアstoreでの実装: ミーアstore(mia-kit-store-app)での具体的な手順

接客AIのWeb埋め込み方法:3つの主要パターン

接客AIをWebサイトに埋め込む方法は、主に以下の3つのパターンがあります。それぞれの特徴と適した用途を理解することで、最適な方法を選べます。

1. JSスニペット埋め込み方式

特徴:

  • 接客AIサービス提供側が用意したJavaScriptコードを、WebサイトのHTMLに埋め込む方式
  • 埋め込むだけで、自動的にチャットボタンやウィジェットが表示される
  • カスタマイズ性が高く、ボタンのデザインや位置を自由に調整できる

適した用途:

  • 既存のWebサイトに手軽に追加したい場合
  • チャットボタンのデザインを自社サイトに合わせたい場合
  • 複数のページに同じ接客AIを設置したい場合

実装例:

<!-- HTMLの<head>タグ内に追加 -->
<script src="https://example.com/chatbot-widget.js"></script>
<script>
  window.ChatbotWidget.init({
    apiKey: 'your-api-key',
    position: 'bottom-right',
    theme: 'light'
  });
</script>

2. iframe埋め込み方式

特徴:

  • 接客AIのチャット画面を、iframeタグで別ページとして埋め込む方式
  • 既存のWebサイトのデザインに影響を与えにくい
  • セキュリティ面で、親ページと接客AIページを分離できる

適した用途:

  • 既存のWebサイトのデザインを変更したくない場合
  • 接客AIの画面を特定のエリアに固定表示したい場合
  • セキュリティを重視したい場合

実装例:

<!-- 埋め込みたい場所に追加 -->
<iframe 
  src="https://example.com/chat?tenant=your-tenant-id"
  width="100%"
  height="600"
  frameborder="0"
  allow="microphone"
  style="border: none;"
></iframe>

3. リンク遷移方式

特徴:

  • 接客AIのチャット専用ページへのリンクを設置する方式
  • 実装が最も簡単で、HTMLの知識がなくても設置できる
  • 既存のWebサイトへの影響が最小限

適した用途:

  • 最も簡単に導入したい場合
  • 既存のWebサイトの構造を変更したくない場合
  • 接客AIを別ページで提供したい場合

実装例:

<!-- ボタンやリンクとして設置 -->
<a href="https://example.com/chat?tenant=your-tenant-id" 
   target="_blank" 
   class="chat-button">
  AIに質問する
</a>

<!-- または、JavaScriptで制御 -->
<button onclick="window.open('https://example.com/chat?tenant=your-tenant-id', '_blank')">
  AIに質問する
</button>

各方式の比較と選び方

3つの方式を比較すると、以下のような特徴があります。

方式実装の簡単さカスタマイズ性既存サイトへの影響セキュリティ
JSスニペット⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
iframe⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
リンク遷移⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐

選び方のポイント:

  • 最も簡単に導入したい: リンク遷移方式
  • デザインをカスタマイズしたい: JSスニペット方式
  • 既存サイトへの影響を最小限にしたい: iframe方式またはリンク遷移方式

実装手順:ステップバイステップガイド

ステップ1: 接客AIサービスの設定を確認

埋め込みを始める前に、以下の情報を確認します:

  • APIキーまたはテナントID: 接客AIサービスから提供される識別子
  • 埋め込み用URL: チャット画面のURL
  • カスタマイズオプション: ボタンのデザイン、位置、テーマなどの設定項目

ステップ2: HTMLにコードを追加

選択した方式に応じて、HTMLにコードを追加します。

JSスニペット方式の場合:

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>商品ページ</title>
  <!-- 接客AIのJSスニペットを追加 -->
  <script src="https://example.com/chatbot-widget.js"></script>
  <script>
    window.ChatbotWidget.init({
      apiKey: 'your-api-key',
      position: 'bottom-right',
      theme: 'light',
      buttonText: 'AIに質問する'
    });
  </script>
</head>
<body>
  <!-- 既存のコンテンツ -->
</body>
</html>

iframe方式の場合:

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>商品ページ</title>
</head>
<body>
  <!-- 既存のコンテンツ -->
  
  <!-- 接客AIを埋め込み -->
  <div class="chat-container">
    <iframe 
      src="https://example.com/chat?tenant=your-tenant-id"
      width="100%"
      height="600"
      frameborder="0"
      allow="microphone"
      style="border: none; border-radius: 8px;"
    ></iframe>
  </div>
</body>
</html>

リンク遷移方式の場合:

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>商品ページ</title>
  <style>
    .chat-button {
      display: inline-block;
      padding: 12px 24px;
      background-color: #007bff;
      color: white;
      text-decoration: none;
      border-radius: 4px;
      font-weight: bold;
    }
    .chat-button:hover {
      background-color: #0056b3;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <!-- 既存のコンテンツ -->
  
  <!-- 接客AIへのリンクを追加 -->
  <a href="https://example.com/chat?tenant=your-tenant-id" 
     target="_blank" 
     class="chat-button">
    AIに質問する
  </a>
</body>
</html>

ステップ3: 動作確認とカスタマイズ

コードを追加したら、以下の点を確認します:

  1. 表示確認: チャットボタンやウィジェットが正しく表示されるか
  2. 動作確認: クリックしたときにチャット画面が開くか
  3. デザイン確認: 既存のWebサイトのデザインと調和しているか
  4. レスポンシブ確認: スマートフォンやタブレットでも正しく表示されるか

必要に応じて、デザインや位置を調整します。

カスタマイズ方法

ボタンのデザインを変更する

JSスニペット方式の場合:

window.ChatbotWidget.init({
  apiKey: 'your-api-key',
  position: 'bottom-right',
  theme: 'light',
  buttonText: 'AIに質問する',
  buttonColor: '#007bff',
  buttonSize: 'large'
});

リンク遷移方式の場合:

<style>
  .chat-button {
    display: inline-block;
    padding: 12px 24px;
    background-color: #007bff; /* 背景色 */
    color: white; /* 文字色 */
    text-decoration: none;
    border-radius: 4px; /* 角丸 */
    font-weight: bold;
    font-size: 16px;
    box-shadow: 0 2px 4px rgba(0,0,0,0.1); /* 影 */
  }
  .chat-button:hover {
    background-color: #0056b3; /* ホバー時の背景色 */
  }
</style>

位置を変更する

JSスニペット方式の場合:

window.ChatbotWidget.init({
  apiKey: 'your-api-key',
  position: 'bottom-left', // 'bottom-right', 'top-left', 'top-right' など
});

CSSで位置を調整する場合:

.chat-button {
  position: fixed;
  bottom: 20px; /* 下からの距離 */
  right: 20px; /* 右からの距離 */
  z-index: 1000; /* 他の要素の上に表示 */
}

トラブルシューティング

チャットボタンが表示されない

原因と解決方法:

  • JavaScriptが無効になっている: ブラウザの設定でJavaScriptを有効にする
  • コードの記述ミス: HTMLの構文エラーを確認する
  • 外部スクリプトの読み込みエラー: ネットワーク接続やURLを確認する

チャット画面が開かない

原因と解決方法:

  • ポップアップブロッカー: ブラウザのポップアップブロッカーを無効にする
  • URLの誤り: 埋め込み用URLが正しいか確認する
  • APIキーやテナントIDの誤り: 設定値を再確認する

デザインが崩れる

原因と解決方法:

  • CSSの競合: 既存のCSSと競合していないか確認する
  • レスポンシブ対応: モバイル端末での表示を確認する
  • z-indexの設定: 他の要素と重なっていないか確認する

ちなみにミーアstoreの場合は

ミーアstore(mia-kit-store-app)では、リンク遷移方式を採用しています。既存のWebサイトに、接客AIコンシェルジュのチャットページへのリンクを設置するだけで、簡単に導入できます。

ミーアstoreでの実装手順

  1. 管理画面でチャットURLを確認

    • 管理画面にログインし、チャットページのURLを確認します
    • URLの形式: https://store-app.example.com/ja/chat?agent=your-agent-id
  2. Webサイトにリンクを追加

    • 既存のWebサイトの適切な場所に、チャットページへのリンクを追加します
    • ボタンやテキストリンクとして設置できます
  3. 動作確認

    • リンクをクリックして、チャットページが正しく開くか確認します

管理画面での設定

ミーアstoreの管理画面では、以下の設定が可能です:

  • エージェント設定: AIコンシェルジュの「顔つき」と「話し方」を設定
  • 画像・動画管理: お客様に見せるトップ画面のビジュアルを設定
  • ドキュメント管理: AIが読むマニュアルやQAを設定

詳細な設定方法については、以下の記事を参考にしてください:

まとめ

接客AIをWebサイトに埋め込む方法は、主に3つのパターンがあります。それぞれの特徴を理解し、自社のWebサイト構成に適した方法を選ぶことで、スムーズに導入できます。

  • JSスニペット方式: カスタマイズ性が高く、柔軟な設定が可能
  • iframe方式: 既存サイトへの影響が少なく、セキュリティ面で有利
  • リンク遷移方式: 実装が最も簡単で、初心者でも導入しやすい

実装時は、動作確認とカスタマイズを丁寧に行い、既存のWebサイトのデザインと調和させることが重要です。トラブルが発生した場合は、よくある問題と解決方法を参考に、段階的に原因を特定しましょう。

接客AIのWeb埋め込みを検討している場合は、まず自社のWebサイト構成を確認し、最適な方式を選ぶことから始めましょう。関連記事として、「接客AIとは?導入前に知っておくべき基礎知識」「接客AIの選び方:5つのチェックポイント」「接客AIの導入プロセス:準備から運用開始までの実践ガイド」も参考にしてください。

最終更新日:2025年12月24日

参考資料・出典

[1] Web埋め込みのベストプラクティス
Web標準化推進協議会. https://www.w3.org/

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